「 月別アーカイブ:2022年07月 」 一覧
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関係性の中で発達を捉えることの大切さ-療育経験を通して考える-
療育現場には発達に躓きのある子どもたちが多く通所しています。 その中で、著者がよく感じることは、子どもたち一人ひとりの成長・発達は非常に多様であるということです。 一方で、我々大人の多くは一般的な成長 …
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子どもの気持ちを理解する視点-アンビヴァレンスと両義性から考える-
療育現場で子どもたちと関わっていると、様々な思いを共有(共感)できたり、逆に共有(共感)が難しいことがあります。 療育現場には発達に躓きのある子どもたちが通所してきているので、障害に関する理解や知識が …
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自閉症児と関係性をつくる上で大切なこと-関係発達論の視点から-
著者はこれまで療育現場で、自閉症(自閉症スペクトラム障害:ASD)の子どもたちと多く関わってきました。 自閉症は、本来、対人・コミュニケーションやこだわり行動、感覚過敏などを特徴としていることもあり、 …
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行動障害と強度行動障害の違いについて-行動障害の背景にあるものとは?-
自傷や他害、パニックや激しいこだわり行動などを総じて「行動障害」が見られるということがあります。 また、類似するものに「強度行動障害」という用語もあります。 それでは、行動障害と強度行動 …
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関係を通した理解には「感性」が重要-療育経験を通して考える-
療育現場で様々な子どもたちと関わっていると、子どもたちの様々な思いや、悩み、困り感などを強く感じる場面があります。 それでは、こうした子どもとの関係を通して、様々な思いや状態を理解するに …
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分かち合いコミュニケーションについて-療育経験を通して考える-
2022/07/17 -分かち合いコミュニケーション, 療育
療育現場では様々な子どもたちと心の交流があります。 例えば、遊びを通して楽しかったという経験やうまくできなかったという経験などを共有することです。 こうした心の交流とはある意味、ことば文化を共有するこ …
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愛着欲求は人間誰しもがもっている根源的な欲求です。 特に子どもは大人から多くの愛情を受けることで、目には見えない多くのエネルギーを蓄え、次の活動への意欲が出てくることもよくあります。 著者は療育現場で …
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なぜ挑発行動を子どもはとるのか?-療育現場から愛着欲求の視点を通して考える-
療育現場で子どもたちと関わっていると、相手を怒らせるような行動や態度をとるといった挑発行動が時々見られます。 著者の療育経験を振り返って見ても、こうした子は少なからずおり、関わるスタッフは非常に苦慮し …
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愛着形成と情動的コミュニケーションについて-療育現場で重度の子どもとの関わりから学んだこと-
2022/07/14 -情動的コミュニケーション, 愛着形成, 療育
愛着とは特定の人に対する情緒的な絆のことを言います。 愛着形成に必要なものとして、安全感・安心感といった感覚を子どもが養育者から感じることが大切であり、安全感と安心感をしっかりと持った子どもは外界の世 …