発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!

「 年別アーカイブ:2020年 」 一覧

【発達的視点が持つ意味について】療育経験を通して考える

2020/09/17   -意味, 発達的視点

発達支援(療育)の現場で長期にわたって働いていると、現在と過去、そして未来を繋ぐといった視点、つまり、″発達的視点”のもつ重要性を認識することが多くあります。   今見ている子どもたちの現状 …

発達特性の理解について

2020/09/16   -発達特性, 発達障害

発達特性という言葉は、教育や福祉、医療現場などで、発達障害を理解するものとして使用される頻度が高まってきています。 発達障害には、自閉症(自閉症スペクトラム障害:ASD)や注意欠如/多動性障害(ADH …

子どもの発達を理解する方法について考える

2020/09/15   -理解, 発達

療育現場などで障害のある子どもたちと接していると、どのようにして彼らの発達を理解することができるのかという問いが生じることがあります。 私自身、療育施設に勤務していた頃に、この問いを日々考えており、そ …

感覚と運動の高次化理論について

「感覚と運動の高次化理論」について 「感覚と運動の高次化理論」は、宇佐川浩先生が淑徳大学臨床発達研究センターで、発達につまずきのある多くの子どもたちとの関わりをもとに、長年にわたって作り上げた理論とな …

発達性協調運動障害と視覚情報処理に困難を抱える子どもたちへの理解と対応

発達性協調運動障害とは、粗大運動(体の大きな運動)や微細運動(手先の運動)といった協調運動に関する障害のことを言います。 最近少しずつですが、子どもを中心に注目されるようになってきています。 &nbs …

視覚情報処理について

2020/09/12   -視覚情報処理

人が外界から入力する情報の約7割が視覚情報だと言われています。 視覚の世界は非常に奥が深く、視力検査などではかる視力以外にも様々な機能があります。 そして、発達障害のある方の中には、視覚情報処理の機能 …

【学習障害と発達性協調運動障害の関係】〝書く”という行為を通して考える

発達障害というと、日本においては自閉症やADHD、そして、学習障害などを指すことが多くあります。 最近では、運動を主訴とした問題の〝発達性協調運動障害”も少しずつ認識されるようになってきています。 上 …

発達障害の人が友だち関係を築くために周囲ができること

療育現場などで発達障害の人たちと関わっていると、彼らの中には友だちを求めてくる人、成長と共に対人意識が高まり友だち関係を築くようになるなど、様々なケースが見られます。 一方で、友だちが欲しいが学校など …

発達障害の友だち関係について

発達障害には、様々なタイプの方がいます。 例えば、自閉症といった対人コミュニケーションの苦手さを持っている人、不注意・多動衝動性の特徴があるADHDの人などが代表的です。 自閉症であれば、一方的な会話 …

自閉症の友達関係について【療育現場から考える】

発達障害児の中には、友達関係など対人関係に苦手さを持っている人たちがいます。 代表的なものに、自閉症があります。 自閉症とは、対人コミュニケーションの困難さとこだわり行動を主な特徴としています。以前は …