発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

自閉症療育で大切な視点-社会参加に必要な能力:「自律スキル」と「ソーシャルスキル」-

自閉症(ASD:自閉症スペクトラム障害)とは、対人関係やコミュニケーションの困難さ、そして、こだわり行動を主な特徴とした発達障害です。 自閉症は、対人・コミュニケーションに困難さを抱えているため、周囲 …

【叱ることを手放す前さばきの視点について】発達障害児支援の現場を通して考える

著者は長年、発達障害など発達に躓きのある子どもたちへの療育をしてきています。 子どもたちは、活動の中で、時折、望ましくない行動を取ることがあります。 このような場合に、著者は〝叱る″べきか、どのように …

学童期の協調運動の問題について【療育経験を通して考える】

人間が運動するには様々な身体部位や筋肉を連動・協応させる必要があります。 こうした連動・協応した動作は「協調運動」とも言われています。 そして、協調運動における障害を「発達性協調運動障害(DCD)」と …

【言葉の発達で大切な〝象徴機能″を育てるために必要なこと】療育経験を通して考える

言葉の発達で大切なものに〝象徴機能″があります。 〝象徴機能″とは、〝あるものを別のものに置き換える機能″のことを言います。 例えば、〝車″と言った際に、実際の〝車″のイメージを〝くるま″といった言葉 …

【自己効力感の発達段階について】療育経験を通して考える

〝自己効力感″とは、ある状況の中で必要とされる行動や課題に対して、自分にはできると思えるか、といった力のことを言います。 つまり、〝自己効力感″の高さとは、自分には〝できる″といった思いが強い状態だと …