発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

ディスレクシアとは何か?:読み書きに困難のある人たちについて考える

知能は正常であるにもかかわらず、読み書きが苦手な人たちがいます。 聞いたり話したりする上では特に問題がないため、学校の勉強などで怠けている、努力不足などと思われることもあります。 こうした読み書きとい …

自閉症児との愛着形成は可能か【定型児との違いはあるのか?】

愛着とは特定の養育者との情緒的な絆のことをいいます。 愛着形成で重要な時期は生後から3歳から5歳にかけてだと言われています。 また、視覚・聴覚障害、肢体不自由、ダウン症などの障害児においても愛着形成は …

知的障害児の理解と支援-療育経験を通して「記憶」の面から考える-

〝知的障害(ID)″とは、知的水準が全体的な発達よりも低く、かつ、社会適応上問題がある状態のことを言います。 知的に遅れがあると、発達全般がゆっくりであるため、運動・認知・言語・社会性・感情など様々な …

感覚統合で大切な固有覚とは【療育経験を通して考える】

療育をしていると、物を上手に扱うことが苦手な子どもたちが多くいます。 このような子どもの印象として、どこか体の動きに「不器用さ」がある、物の使用が「がさつ」といった感じを受けます。 感覚統合の領域では …

【自閉症の感覚の問題】なぜ他者との物理的距離が近くなるのか?

発達障害の中でも、自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)の人たちは〝感覚の問題″が多く見られると言われています。 その中には、〝感覚の問題″があることで、他者との距離感がよくわからないといった問題もある …