発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【発達障害児の〝パニック″への対応について】予防的視点から考える

  発達障害児の中には、〝パニック″行動が見られることがよくあります。 著者の療育現場でも〝パニック″は、周囲から見ると些細な出来事であっても突如、イライラが高まり噴火して起こることがありま …

【象徴機能の発達について】象徴遊びを捉える3つの視点を通して考える

  〝象徴機能″とは、〝あるものを別のものに置き換える機能″のことを指します。 子どもは、からだで学ぶ時期(感覚運動期)を通して、徐々に〝いま、ここ″の世界を離れて、物事を考えることができる …

療育で大切なこと【放課後等デイサービスでの実践から考える】

臨床発達心理士である著者は、長年にわたり、療育現場に関わってきています。 療育現場には、発達に躓きのある子どもたちが通所してきており、特別な支援や配慮を必要としています。 子どもたち一人ひとりの状態像 …

【愛着で大切なこと】生涯発達から見た人生早期の愛着の重要性

  〝愛着(アタッチメント)″とは、〝特定の養育者との情緒的な絆″のことを指します。 子どもは養育者との愛着関係を基盤として、その後の対人関係を発展させていきます。 つまり、愛着(アタッチメ …

【境界知能の理解や支援の難しさについて】著者の経験を通して考える

  〝境界知能″とは、IQ、つまり知能指数でいうと、70~84のゾーンを指し、これは人口全体の14%(クラスに約5人)いる計算になります。 一方で、知的障害は、全人口の約2%(クラスに約1人 …