発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【臨床発達心理学とは何か?】心理学、臨床心理学との関係から考える

著者は昔、臨床発達心理学か臨床心理学のどちらを学ぼうか悩んでいた時期がありました。 両者は、心理学領域で高い専門性を持つ学問領域です。 そして、資格としても、順に、臨床発達心理士、臨床心理士といった民 …

発達障害児の感覚の問題への支援【感覚鈍感(過小反応)について】

発達障害児は、様々な感覚の過敏さや鈍感さといった感覚の問題を持つことが多いと言われています。   関連記事:「発達障害の感覚調整障害について【4つのタイプから考える】」   それで …

子どもの気持ちを理解する視点-アンビヴァレンスと両義性から考える-

療育現場で子どもたちと関わっていると、様々な思いを共有(共感)できたり、逆に共有(共感)が難しいことがあります。 療育現場には発達に躓きのある子どもたちが通所してきているので、障害に関する理解や知識が …

【自閉症児の心の理論と言葉の発達について】読書経験の有無は心の理論の育ちに貢献するのか?

「〝心の理論″とは、他者の意図、欲求、願望、信念、知識といった心の状態を推論する能力」のことを言います。 自閉症(自閉症スペクトラム障害:ASD)の人たちは、心の理論の獲得に困難さがあると言われていま …

【場面緘黙児への対応】家ではしゃべるが他の場所ではしゃべらないケースへの4つの対応のポイント

〝場面緘黙(選択性緘黙)″とは、家などでは問題なく話すことができるが、特定の場所で一か月以上話せないことが続く疾患のことを言います。 著者がこれまで療育現場で見てきた子どもの中には、場面緘黙だと感じる …