発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【社会性への支援②】発達障害児支援の現場を通して考える

  〝社会性″とは、様々な定義や表現があるかと思いますが、一つ定義を取り上げると、〝人とある対象を共有し、その共有体験を楽しむといった共同行為″だと言えます。 著者は、発達障害など発達に躓き …

自閉症の実行機能について:実行機能の3つの要素と療育での困難事例を通して考える

  自閉症を理解する上で、様々な視点があります。 その中には、相手の意図や信念を理解する能力の「心の理論」の困難さや、全体よりも細部にこだわる「弱い中枢性統合」や、感覚の過敏さ・鈍感さなどが …

【関係が崩れている子どもへの対応】不適応行動の改善で必要な関わり方

  〝不適応行動″とは、例えば、他害、暴言、かんしゃく、パニック、逃避行動など望ましくない行動を指します。 〝問題行動″とも言われる〝不適応行動″は、長期化すると〝二次障害″に繋がる可能性も …

【ADHDの二次障害について】ADHDのマーチについて著者の経験談も踏まえて考える

  発達障害の人たちを支援するにあたって、二次障害の予防は非常に重要な課題です。 ‟二次障害”とは、本来の発達障害(ASDやADHDなど)といった一次障害に、何らかのストレスが加わり、それに …

【心の理論の発達について】3つの発達段階から考える

  「〝心の理論″とは、他者の意図、欲求、願望、信念、知識といった心の状態を推論する能力」のことを言います。 心の理論を獲得することは、他者の心を理解することであり、他者が心を持った存在だと …