発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【知的障害への対応で大切なこと】ゆっくりな発達を受け止めることの重要性

  〝知的障害(ID)″とは、知的水準が全体的な発達よりも低く、かつ、社会適応上問題がある状態のことを言います。 最近では、知的水準よりも〝適応状態″に目が向けられるようになってきています。 …

【発達支援(理論編):療育実践で役立つ視点】感覚統合理論・関係論的アプローチ

  今回は前回の続きとして、著者が療育実践で非常に役に立った視点についてお伝えします。 (前回の記事では、①太田ステージ、②感覚と運動の高次化理論についてお伝えしました。どちらも、発達初期の …

【発達障害「グレーゾーン」と適応障害の関連について】療育経験を通して考える

  発達障害児・者と定型発達児・者の中間のゾーンの人たちの中には「グレーゾーン」と言われる人たちがおります。 「グレーゾーン」というと環境への不適応状態を示しているといった捉え方もされます。 …

自閉症児の愛着形成について【愛着形成の段階について考える】

  愛着とは特定の養育者との情緒的な絆のことをいいます。 これまでの研究結果から、自閉症児において愛着形成は可能であり、認知能力の高さが安定した愛着形成に影響することがわかっています。 &n …

【発達障害児の〝他害″行動への対応方法について】〝環境調整″の視点から考える

  〝他害″行動とは、他者に対して暴力や暴言を行うことです。 著者の療育現場には、発達障害など発達に躓きのある子どもたちが通所してきていますが、その中にも〝他害″行動が見られるケースが少なか …