発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【心の理論から見た自閉症への支援①】療育経験を通して考える

  「〝心の理論″とは、他者の意図、欲求、願望、信念、知識といった心の状態を推論する能力」のことを言います。 自閉症(自閉症スペクトラム障害:ASD)の人たちは、心の理論の獲得に困難さがある …

【ワーキングメモリとディスレクシアの関係について】弱さ・強さの特徴について考える

  〝ワーキングメモリ(working memory)″とは、情報を記憶し、処理する能力のことを言います。〝脳のメモ帳″とも言われています。 ワーキングメモリの機能として、〝言語性ワーキング …

【発達障害の重複(併存)をどう理解するか】経験と理論をつなぐ支援の視点

  様々な発達障害が重複(併存)しているケースが多くあると言われている中で、どのようにして重複(併存)の状態像を理解していけば良いかで思い悩んだことはありませんか? 例えば、自閉スペクトラム …

【療育(発達支援)で大切なこと】〝イメージする力″を育てることの重要性

  療育(発達支援)の現場で、子どもの〝イメージする力″を育てることは非常に重要です。 〝イメージする力″が弱いと、遊びの中で象徴遊びといった見立てやごっこ遊びがうまくできない様子がよく見ら …

【知的障害・境界知能の子どものIQは上がるのか?】脳の可塑性について考える

  〝知的障害(ID)″とは、知的水準が全体的な発達よりも低く、かつ、社会適応上問題がある状態のことを言います。 一方で、〝境界知能″とは、〝知的機能が平均以下であり、かつ「知的障害」に該当 …