発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!

「 発達障害 」 一覧

不器用さのある大人について:発達支援の現場から考える

大人の発達障害のある人たちと関わっていると多くの困難さがあるのだと様々な場面で感じることがあります。 最近は、自閉症スペクトラム障害やADHDなど大人になってから診断を受ける人たちも増えてきており、今 …

不器用さについて考える:発達性協調運動障害とは?

箸がうまくつかえない、食べ物をよくこぼす、字を書くのが遅い・汚い、ボールを投げたり・捕ったりするのが難しい、動きがぎこちない、自転車にうまく乗れないなど動きに関して困難さを持っている人たちのことを一般 …

臨床実践の重要さ:発達領域の経験から考える

現場で対人支援をしていると数々の不確実なことに出会うことがあります。 そうした事象を取り上げ、問題解決のために情報収集をしても、完全に同一な状況は起こりえないため最終的に自分で考えることが非常に重要に …

発達障害の早期発見・早期支援について考える

発達障害への認識が社会の中に広がり、多くの人たちがその内実について知る機会が多くなっています。 ご家庭での気づきや周囲の人からの指摘もあり、自分の子供が発達障害の疑いがあるのではと心配される人も多いか …

発達障害児・者への合理的配慮について考える

2020/05/19   -合理的配慮, 発達障害

発達障害児・者への支援に携わる仕事をしていると、「合理的配慮」という言葉を聞く機会が出てきます。 職場の研修などでも、この内容に関しての研修を最初に受けた記憶がありますし、現場でも頻りに「配慮していき …

発達障害児・者へのICTの活用について考える

2020/05/18   -ICT, 発達障害

私が義務教育を受けていた時代はスマホやタブレットなどがない時代でもあり、紙ベースの学習が中心でした。当時は、テクノロジーがこんなに進歩するとは予想していませんでした。 最近は技術の進歩により、学校でも …

子供たちが複雑な環境に身をおくことの意味:発達支援の現場からポジティブに考える

2020/05/17   -発達支援, 発達障害

私が現在働いている事業所には、発達につまずきを抱える子供たちが来ています。 子供たちの状態像も様々で、自閉症、ADHD、知的障害、ダウン症やそれらが重複したケースなど実に多様です。また、年齢層も1~6 …

発達支援に携わる仕事の課題:課題点をポジティブに考えてみる

2020/05/14   -仕事, 発達支援, 発達障害

皆さんの中には、発達障害のある人たちあるいは発達につまずきのある人たちへの支援を仕事とされている方もいるかと思います。ざっくり言ってしまうと人と関わる仕事です。 対人支援など人との関わりを業務の中心と …

発達障害の二次障害について:ADHDを例に考える

2020/05/09   -ADHD, 二次障害, 発達障害

発達障害の人たちを支援するにあたって二次障害の予防は非常に重要になってきます。 二次障害とはそもそもASDやADHDなどの一次障害に何らかのストレスが加わりそれによってうつ病や不安障害、行為障害などと …

発達障害の特性を「選好性」という視点から考える

2020/05/08   -特性, 発達障害

自閉症スペクトラム障害のある人は、苦手なものにはほとんど関心を示さないなど、興味・関心の偏りが強いと言われています。 一方、自分の興味・関心に没頭したり、興味・関心を優先させる傾向があるといった発達特 …