発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!

発達障害の診断名はなぜ変わることがあるのか

2022/12/02   -変わる, 発達障害, 診断

著者は現在に至るまで発達障害関連の仕事を多くしてきました。 その中で、発達障害の診断名が変わる人がいるということを時々耳にします。 しかし、発達障害とは、先天性の脳の機能障害であるため、生育歴を含め、 …

ADHDの行動特徴【わかっていてもやめられない理由について考える】

2022/12/01   -ADHD, 行動特徴

ADHD(注意欠如多動症)とは、不注意・多動性・衝動性を主な特徴としています。 その中でも、不注意優位型と多動・衝動性優位型、そして、両者の特性を併せ持つ混合型があります。 著者が関わっている療育現場 …

自閉症とADHDの違いについて【療育経験を通して考える】

2022/11/30   -ADHD, 自閉症

著者は現在、自閉症を中心とした発達障害児への支援を放課後等デイサービスで行っています。 その中で、療育現場で発達に躓きのある子どもたちと関わっていると、子どもの行動の背景要因に対する多くの疑問が出てき …

発達障害児の感覚への支援【公園遊びを例に】

2022/11/29   -感覚, 支援, 発達障害

発達障害児の多くは感覚の問題があると言われています。   関連記事:「発達障害の感覚調整障害について【4つのタイプから考える】」   感覚に問題があると、無意識的に不足した感覚刺激 …

【感覚過敏は治るのか?】感覚は育てるものについて療育経験を通して考える

2022/11/28   -感覚過敏, 治る

特定の感覚に過敏さを示す状態を感覚過敏と言います。 そして、感覚過敏があることで日常生活の生きにくさが生じている人たちが多くいます。 著者は、療育現場で発達に躓きのある子どもたちを支援していますが、そ …

感覚統合で大切な触覚防衛反応について【療育経験を通して考える】

2022/11/27   -触覚防衛反応

著者が未就学児を対象に療育をしていた頃に、散髪が苦手、髪を洗うのが苦手、歯磨きや爪切りが苦手な子どもたちが多くいました。 それも、少し嫌がるレベルであればまだしも、大泣きするなど過度な恐怖や嫌悪感を示 …

感覚統合で大切な原始系と識別系について【触覚の発達について考える】

2022/11/26   -原始系, 触覚, 識別系

人間の感覚には、触覚、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、前庭感覚、固有覚など、様々なものがあります。 その中でも、触覚は、原始的な感覚であり、幼い乳児は自分の手で様々な物を触りながら、外の世界を認識していきます …

ADHD児の支援で大切な5つのこと【療育経験を通して考える】

2022/11/25   -ADHD, 子ども, 支援

ADHD(注意欠如多動症)とは、不注意・多動性・衝動性を主な特徴とした発達障害です。 中でも、不注意優位型、多動性・衝動性優位型、両者の特徴を併せ持つ混合型があります。 ADHDの人たちは、一般的には …

【ADHDの二次障害(不安障害)について】療育経験を通して考える

2022/11/24   -ADHD, 二次障害

発達障害への支援で大切なことは二次障害の予防です。 二次障害にも様々な症状があると言われています。   それでは、発達障害の中で、ADHDにはどのような二次障害がよく発症すると言われているの …

感覚統合で大切な「ラテラリティ」とは【「ラテラリティ」の意味・発達時期・発達要因について考える】

2022/11/23   -ラテラリティ, 発達

人には右利き・左利きなど左右差があります。 このように右と左で異なる運動の役割が明確化し、そして、左右の脳が発達することを「ラテラリティ」が発達したと言います。 感覚統合の領域ではよく使用される用語で …