2022-06

支援

発達支援の「支援」とは何か?-療育経験を通して考える-

発達支援(療育)の現場で発達に躓きのある子どもたちと接しているとよく耳にする言葉に「支援」があります。発達支援に携わる身として、一言で「支援」といってもその意味合いはとても広く、深いものだと思います。それでは、発達支援の「支援」とは一体どの...
ニューロダイバーシティ

発達の多様性を理解することの大切さについて-発達障害児・者との関わりを通して考える-

発達障害のある人たちと、療育(発達支援)の現場で関わっていると非常に個々によって育ちや成長が多様であると実感します。日本の学校教育ではとかく、協調性など周囲に合わせることや、一般的な基準に沿った学び(学習の進捗)を重視する傾向があります。し...
生きづらさ

発達障害の「生きづらさ」について-療育経験を通して考える-

発達障害があっても「生きづらさ」が目立つ場合とそうでない場合があります。ASやADHの特性はあるが日常生活で「困り感」がないと障害とはならず、むしろ、こうした特性を生かして自身の能力を発揮している場合もあります。それでは、発達障害の「生きづ...
エピソード記述

療育現場での体験を客観化する方法-間主観性・相互主体性・エピソード記述から-

療育現場では日々子どもたちとの関わりから、様々な体験を得ることができます。様々な体験の中には、子どもたちの言動や行動の意図や意味がなかなか見いだせないといった問いも出てきます。一方で、そうした疑問となる問いの意味を、背景や文脈も含め深く掘り...
エピソード記述

療育現場で子どもを観察する視点-行動科学と間主観性による客観性の違い-

療育現場で発達に躓きのある子どもたちと接していて難しいのは、子どもたちの行動の背景要因や行動動機などです。例えば、もの投げや癇癪など療育者がその対応に困る行動など、「なぜこうした行動を子どもたちは取っているのか?」といった理解に苦しむことが...
併存

【発達障害の強弱・重複(併存)について】療育経験を通して考える

日本では発達障害といえば、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如多動症(ADHD)、学習症(LD)などが主な症状としてあります。また、DSM-5(アメリカ精神医学界の診断と統計マニュアル)の中では、知的障害(ID)も神経発達障害の中に含まれ...
学童期

学童期の療育で得意なこと・好きなことを見つける重要性について

療育で大切なこととして、学童期の課題では、学習や仲間関係が主なものとしてあります。中でも、仲間関係から得られる自己有能感はともて大切な発達課題です。関連記事:「療育で大切なこと-学童期の課題を例に考える-」それでは、学習や仲間関係以外に重要...
学童期

療育で大切なこと-学童期の課題を例に考える-

療育(発達支援)において、様々なライフステージがあり、ライフステージによって課題も変わってきます。著者は放課後等デイサービスで、発達に躓きのある子どもたちと日々関わっています。その中で、学童期の支援に携わる機会が多くあります。それでは、学童...
ゲーム依存

発達障害とSNSやゲーム依存について-療育経験を通して考える-

発達障害のある方は、過集中傾向が強いことや、対人関係よりも他のことを求める傾向、そして、二次障害などからSNSやゲームに依存する人も多いと言われています。SNSやゲームは、使い方さえ間違わなければ現代社会を生き抜くため、楽しく生きるために大...
両義性

療育現場で両義性を理解して関わることの大切さについて-子どもの「なる」を育てるために-

「両義性」とは、あちらをたてればこちらがたたずといった相反する状態のことを言います。療育現場で子どもたちと接しているとこうした相反する心理状態に向き合う場面に出会います。例えば、一人でやりたいがうまく行かない、大人に助けてもらいたが助けてほ...