発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【知的障害児の対応で大切なこと】療育経験を通して〝ゆっくり″な発達について考える

知的障害(ID)とは、知的水準が全体的な発達よりも低く、かつ、社会適応上問題がある状態のことを言います。 最近では、知的水準よりも適応状態に目が向けられるようになってきています。 著者の療育現場にも知 …

【自閉症への合理的配慮について】こだわり行動を例に考える

自閉症(自閉症スペクトラム障害:ASD)とは、対人コミュニケーションの困難さとこだわり行動を主な特徴とする発達障害です。 DSM-5(米国精神医学会の精神疾患の診断分類 改訂第5版)によれば、自閉症ス …

療育で大切なこと【放課後等デイサービスでの実践から考える】

臨床発達心理士である著者は、長年にわたり、療育現場に関わってきています。 療育現場には、発達に躓きのある子どもたちが通所してきており、特別な支援や配慮を必要としています。 子どもたち一人ひとりの状態像 …

【〝社会性″の発達で大切なこと】〝共同行為″の中で見られる〝情動調整″の育ちから考える

〝社会性″とは、様々な定義や表現があるかと思いますが、一つ定義を取り上げると、〝人とある対象を共有し、その共有体験を楽しむといった共同行為″だと言えます。   関連記事:「【〝社会性″とは何 …

【ADHDの発見が遅れる理由】3つの要因から考える

ADHD(注意欠如多動性障害)とは、不注意・多動性・衝動性を主な特徴とした神経発達障害の一つです。 ADHDへの理解は、ここ近年、目覚ましく進んでいます。 一方で、ADHDの発見が難しいケースや〝発見 …