発達理解・発達支援・ブログ

人間の多様な理解と支援を目指して!


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

【学童期の仲間関係の支援について】療育経験を通して考える

著書は学童期の子どもたちを対象に療育をしています。 学童期の子どもたちは、他児との関わりも増していく中で、お互いを仲間だと意識するようになっていきます。 一方で、発達障害など発達に躓きのある子どもたち …

【自閉症児のこだわり行動への対処法】療育経験を通して考える

自閉症(自閉スペクトラム症:ASD)とは、〝社会性の障害″〝コミュニケーションの障害″〝こだわり行動″を特徴とする発達障害です。 上位の特徴にもあるように、自閉症の行動特徴を理解し対応していくためにも …

【自閉症の心の理論獲得の困難さについて】〝暗黙的心理化″を例に考える

「〝心の理論″とは、他者の意図、欲求、願望、信念、知識といった心の状態を推論する能力」のことを言います。 自閉症(自閉症スペクトラム障害:ASD)の人たちは、心の理論の獲得に困難さがあると言われていま …

感覚統合で大切な固有覚とは【療育経験を通して考える】

療育をしていると、物を上手に扱うことが苦手な子どもたちが多くいます。 このような子どもの印象として、どこか体の動きに「不器用さ」がある、物の使用が「がさつ」といった感じを受けます。 感覚統合の領域では …

発達障害の強みと弱みについて考える

発達障害児・者の中には、特異的な才能を持った人たちがいます。 例えば、見たものを映像のように記憶することができる人(サヴァン症候群の特徴でもあります)、一つの作業に非常に高い集中力を発揮する人、新しい …